2008/10/13

友情・いちろう・カエル  






◇里芋の収穫が今年もおこなわれた。
とわいえ、2年続きの無謀な連作であり、たった一坪の半分くらいしかない我が『SUPER WAVE FARM』にわ、今年の期待の新人、ヤーコンさまが4株も同居するという最悪の条件下で育てた里芋2株であるがゆえ、たいした成長を期待したわけでもなかったのだが、なんともこれが意に反し、すくすくにょきにょき見事立派に育ちまして、いやはや、ずいきな部分なんぞ去年よりも増してでっかく育っていったのだ。

して、この一ヶ月、期待わいやがおうにも高鳴り、秋晴れのかの日、ノラネコ一匹の見守る中、時は今と、満を持して芋を掘る。


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ところが、だ。

土中から掘り出したる立派な親芋にわ、妙にへろへろと長〜いヒゲ根こそびっしりとあるものの、肝心の小芋がほとんど付いてわおらぬ。
「きっと、なにかに食べられたのだわ!」と、我が嫁、あいもかわらず訳の分からぬことを口走る。
なわきゃあない。
小芋を土中でバクバク喰っちまうなにかを想像する日にゃあ、そんなもんのいる庭なんぞ、今すぐコンクリートで固めてやるわい。

まあねえ、結局、連作が祟ったんだろうなあ。
親芋や葉っぱは全然立派なのにねえ、と、シブだらけになりながらずいきの皮を剥く。

ふと、掘り起こした土塊が動いたような気がして、目をやれば、そこにわ男前のヒキガエル。
まあまあ、おいらが芋と一緒に掘り起こした?
いやまだ冬眠中ってこたあない。
とりあえず現在の居所などを尋ねしも、返答は無い。


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仕方がないので、しばらくわそのまま手の上で遊ばせたり、ひっくりかえしてこねこねしたりしていると、案の定、馴染んでくる。
馴染んでくれば、世の常、お別れも辛くなる。
もはやここまでくれば、人と両生類の友情物語。
かといってこのまま、生涯のお付き合いこそ、わけあって出来ぬ。

半時ほどして、日も暮れかかり、いよいよお別れのときと、友をそっと地べたに降ろす。

と、

やつぁ、降ろすか降ろさないうち、すぱぱぱぱぱぱぱぱ〜〜って、
あっという間に、どっかへ消えた。



     友として、両生類もいちろうも、とかく難儀な秋の日の暮れ。

                    さらたも・心の句集より


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(鎮座する焼き物のヒキガエル↑は結構でかくてそこそこ古くてお気に入り。)






2008/10/17  22:24

投稿者:ばば

おなかぱんぱんだがね おわかれのとき、わしもーか
えるっていったとかいわんとか。

2008/10/13  22:00

投稿者:sara

◇ねこだぐれえさま

えへへへへ
逃げ方が、もう、ああた、スパパぱぱぱぱぱぱぱぱ〜〜〜〜〜〜〜って、もう、早いのなんの!

ふん。今度、擦り寄ってきたって、もう、他人だからな。

2008/10/13  14:36

投稿者:ねこだぐれー

カエルくんは、きっと、嫌だったに違いない!


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