マルクス『賃労働と資本』学習ノート 草加耕助「闘う労働者」1985年3月1日号 (戦旗社)より
http://bund.jp/modules/wordpress/index.php?p=425 かの有名な草加耕助氏の「旗旗」から、失礼ながら無断で引用させていただきました。(草加様あしからず)
「およそすべての商品は、具体的効用である「使用価値」と、他の諸商品との交換比率を表わす「交換価値」とをもっている。この交換価値を貨幣で評価したものが「価格」である。
ところで、まったく性質のちがう諸商品が交換されあう時、この商品の両者に、質的に同じで量的に比較可能なものがなければ、両者の交換比率は決定されえない。それが商品の「価値」と呼ぱれるもののことである。そしてその商品の価値の大きさは、その商品の生産に、直接・間接に要した社会的必要労働時間によって決定される。このことを「価値法則」という。」
TAMO2様、草加氏は、宇野理論を採用しているため、価値の実体でなくすぐさま価値法則がでてくるのですね。しかし、左翼の常識の発端に、カウツキーの価値論があるという「発見」ができるとは思います。