僕は、今のような参議院に存在価値は無いと思います。
http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/crosstalk/2010/06/post-46.html
議論やってますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2%E6%94%B9%E9%9D%A9%E8%AB%96
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2%E4%B8%8D%E8%A6%81%E8%AB%96
いろんな意見があります。
結局、直接選挙で「政党」を中心に選ぶので、選挙制度に多少の違いがあっても、「同じような主張をする顔の違う人」が選ばれるだけです。
共産党は、
「民主的なチェック機構として日本の二院制は積極的意義を持っている。一院制には反対だ」と述べました。
市田氏は、憲法で衆院と参院の二院制となっている日本の議会制度について、「同じ議案を、別の時期に異なる選挙制度で選ばれた二院で議論することで、より国民の民意を反映させることができる」と指摘しました。
(2009年1月19日市田忠義書記局長)
と、参院の廃止、一院制導入には反対しています。
チェック機能については、その通りだと思います。必要でしょう。
しかし、先ほど書いたように、「顔が違うだけの人」がチェックして、結局どうだって言うんでしょう? 機能してるんですか??
個人的には、参議院というのは、「国民が直接選挙しないで選ばれる人」が、衆院から送られた法案などを本当の意味で「チェック」できる、専門家集団であればいいと思います。
その方が効率的であるし、国益にも沿うでしょう。
日本社会を構成するあらゆる部分、地域、経済、労働、医療、福祉、教育、農業、文化、環境、人権、、、ほかなんでも、そういう人が集まって、「政党の利害を超えて」議論する場、であるべきではないでしょうか?
「民主主義は多数決」は、一つの真理です。国会の場では、多数を持った与党が、自民であれ、民主であれ、「強行採決」しています。数の論理ですね。参院でも、これをやっているのです。
そういう今の参議院に、何の存在価値があるのでしょうか?
「民主主義は、異なった意見に耳を貸すこと」は、もう一つの真理です。
国会が真に民主主義の象徴となるためには、参議院が、「良識の府」として、衆院の「数の横暴」を抑える役割を果たすことが求められています。
こういう「原則」論は、ひとまず置いておいたとしても、今回の選挙では、政権党(民主・国民)、前政権党(自民・公明・社民)、その他雑多な新党への「制裁」としての投票行動が求められていると思います。

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