小沢一郎への政治献金問題のバランスをとる人身御供が本日明確に発表されたが、二階大臣(二階派)と平田副大臣(津島派)と言うことで、そのネタがつきるころには政治とカネにも飽きてきて、旧森派=清和政策研究会に行き着く前に終わりそうだ。
まるで5年前の年金未納フィーバーのとき、小泉の偽装加入が発覚したタイミングで報道ラッシュは胡散霧消したように・・・・
もっとも金融族である、清和会=旧森派をあげようというのなら、郵政資産の処理を巡る投資ファンドのカネの動きとか、都市部の不動産の証券化のからみを、裏側で追わなければならず、間に外資がかんでいるし、まさにデジタル情報の迷宮を、ひとつひとつ掘り起こし探り当てるしかないわけで、文系しかいない検察がどうこうすることは難しいだろう。
ライブドア事件で、本命の物証を押さえられず、証言に頼らなければならなかったような時代遅れのスキルしかない地検特捜部にかなう相手ではない。
しょせん法学部という文系上がりで構成される非現代的な部署に特別な権限を与えること自体が時代遅れだといえる。
そうした時代遅れの文系組織だからこそ、弱体化したゼネコン程度にしか、食らいつくことができないのだといえるが、裏返せば、ブラックマネーを転がす裏利権など、やりたい放題・・・その表でゼネコン叩いて正義ごっこして、”僕ちゃん悪をやっつける仕事してます”って自己陶酔してるわけだから・・本当に無邪気なものだw
(ライブドア事件の時に、地検が内偵捜査を始めたくらいの時期に、なぞの通信データ消滅事件で、1ヶ月分の記録が消えたNTTドコモの通信記録にこそ物証があったと思う・・当時ライブドアのサーバーからアクセスされたわれわれのPCにドコモ携帯のコマンドが表示される不思議なことがあった・・その意味を理解できる人間は、当時の検察にはいなかったようだw)
森にしろ青木にしろ、層かにしろ、アンタッチャブルの腐臭を放つ連中の本丸に攻め込まれそうな動きがあると不思議と死人が出る。
ライブドアの野口、松岡農水大臣も自殺として処理されたが、あまりにも不自然な事象がありすぎる事件だった。
選挙でも、層か票が入らず選挙のたびに落選し数が減っていく津島派、伊吹派を尻目に、草加の組織票にがっとり守られ、政権与党内の権力を盤石なものとしていく清和会(旧森派)・・・
政界でもっとも韓国カルトとの関係を指摘される議員が多いし、気味の悪い集団だ。
急死した小渕首相の後を引き継ぎ、そうした連中が層かと手を携え、政権中枢をがっちり固めて以来の10年間、日本の悲惨な変わり様を見るとき、自民だ民主だといってること自体がずれている気がする。
今後、ガス抜きをするように、自民側のスキャンダルのリークがはじまるだろうが、ことごとく清和会でない政治家ばかりが生け贄とされるはずだから注意してみるといい。
本日二階、平田ときたが、鳩山大臣も仕掛けられる可能性は大いにある・・・そのとき今度はこちらが攻める番だと、浅はかな民主議員は乗っかるだろうが、”本当は黒幕の手のひらの上でもてあそばれているかもしれない”という想いを常に忘れてはならないと思う。
小沢一郎のすごいところは、その裏側の構図を見きっていたことだと思う。
だから、常識的には世間に反対されて当然な保守大連立という道を模索した。
小沢の腹の中では、津島派も伊吹派も麻生総理すら味方という意識だったと思う。
カルト教団に代表される裏勢力が牛耳る状況を打破するには、保守大連立という小沢一郎の戦略こそが一番の近道だったと思うが、麻生さんは真性アホウさんだったのか、与謝野総理で連立というサインを読み取れなかったようだ。そしてまんまと連中の掌中に落ちたような気がする。(それが演技ならたいしたものだが)
残念ながら、小沢一郎が描いた、”清和、層か外しのシナリオ”は、次に放たれるだろう自民内の二階派、津島派、伊吹派を人身御供とするシナリオによりいっそう厳しくなるだろう。このままいくとどちらに転んでも、層かと清和両方が同時に政権からはずれることはなくなりそうだ。
清和、層かという”KのY遺伝子”を持つ気味の悪い連中が、日本の政権中枢を占有して、下品にほくそ笑んでいると思うと気分が悪い。
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しかし、民主の小沢辞任要求発言の議員がそろいもそろって女系天皇推進派というのは意味深だ。

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