最近、「ALWAYS 三丁目の夕日」という映画が話題になっている。西岸良平の人気漫画「三丁目の夕日」を映画化したものだ。ビッグコミックオリジナルに長期に連載されているものだ。シリーズ総発行部数は1400万部というからたいしたものである。昭和33年頃が舞台となっているが、主人公鈴木一平は、小学校3年生である。
私はその一つ下だ。当時、名古屋市港区稲永新田の港南住宅に住んでいた。翌、昭和34年には、伊勢湾台風の被害に遭っている。実は、台風が来た9月26日の1週間前に待望のテレビが我が家に届いたのである。そのテレビが流されてしまった。私たち親子は、台風の夜、命からがら高台の中部電力の発電所に避難した。私は、翌日、水没した住宅地をテレビを探して歩いて、とうとう見つけてきたのである。水に浸かったテレビがよく修理できたものであるが、その後、カラーテレビに換えるまでそのテレビを見続けたのである。

夕日町のオフィシャルガイド版。

テレビは、まさにこんな姿でした。いつもは布のカバーを掛けていました。

力道山のプロレスや「ちろりん村とくるみの木」を近所の人たちと見ました。

こんな土管のある広場でフラフープやホッピングをやって遊びました。

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