2005/8/22

8日目-1 ヴァチカン・・の前にジプシーによるスリ事件!  ●イタリア旅行2005.GW


サンピエトロ寺院

ヴァチカン市国にあるサンピエトロ寺院とヴァチカン美術館を見るには1日かかるらしい。
朝8時頃にホテルを出発して美術館の入り口に並んだ。ホテルから美術館まではタクシー。
運ちゃんがちょうどあそこが列の最後っていうところで止めてくれた。
早速並ぶ。いったいどこが列の最初なのか???
列はヴァチカン市国国境(?)の塀沿いに沿って並んでいる。
入り口はサンピエトロ寺院入口からは離れているので要注意
しばらくして後ろを振り向くとずいぶん長い行列になっている。
まあいい時間だったのかも。

そうやって並んでいる間にジプシーの親子がやってきた。
母親の方は赤ちゃんを抱え、横に小さな女の子。
前から泣きつくように張り付くように親子はやってくる。
そのとき私のリュックは偶然後ろに背負わずに前に背負っていた。
(ホント偶然 寒かったからである)
リュックのチャックには念のため登山などに使う連結器具(?)をつけていた。
パスポートと現金半分とクレジットカード1枚は首から下げて服の中。
残りの現金とクレジットカード1枚はズボンのポケットの中。


リュックのチャックに連結器具

服の中に入れるタイプ

私はジプシーを見てとっさにポケットに手を突っ込み、
お金の入ったチャック式袋(財布ではない)を掴んだ。
でも誰にも「財布要注意!」とは言わなかった。これが失敗だった。

ずいぶん長い間、親子は我々の所にとどまって、泣きついた。
でもこのときはまだ被害にあってなかったのだ。
またしばらくして親子は戻ってきた。
また我らのところに少々とどまった。
舞い戻ったこの時、やられたらしい。

被害者はT嬢。かなりの金額(私には)が入った封筒(財布ではない)を
腰からつるしたポシェットの中に入れていた。
親子がいなくなってすぐに何気なくT嬢の方を見ると、
ポシェットのチャックが開いている。
「それ開いてた?」と私が質問。
T嬢、実に平然と「やられた」。
「まじ?確認しなよ」
「・・・封筒の中全部
いやあ、実にあざやかです。
こういっちゃなんなんだけど、さすがジプシー。感心してしまいました。
私はT嬢のとなりにぴったりくっついてたのに、全く気づきませんでした。
T嬢も「すごいね〜」って本当に被害者かよ?って思うほどの反応。

このT嬢の態度も私はある意味感心。肝が座ってるっていうかなんというか。
いくら騒いだところで、自分達も悪いってことがわかってますからね。
ジプシーがまた舞い戻ってくるようなアホなことはないでしょうし、
警察に訴えたってお金は絶対に戻ってこない。

列に並んでいる間にホントにあるんだね〜などと言いながら
どうやってスッたのかを検証
最初の巡回で誰にするかを決め、こっちの気が抜けたころに舞い戻って行動。
左手でこっちの手や腕を触り、抱っこしている赤ちゃんの真下から右手を出して
赤ちゃんで上から見えないようにさえぎりながらチャックを開ける。
その間、手元は一切見ない。しかも素早い
これは訓練の賜物ですな。

このように書くと誤解があるといけないので、書いておきますが、
スられたことを喜んでいるわけではありません
でも話題を提供してくれたT嬢。ありがとう。
まだ旅の最終日でよかったよ。
買いたいものは買った後だし、クレジットカードは手元に残ってたんだからね。
それに命もあるわけだから。

無一文にちか〜い状態になったT嬢はヴァチカン美術館の入場料も払えない。
そこで私が立て替えたのは言うまでもないぞ。
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