TAMO2ちんの日常

思想の嵐 猛(たけ)るとも 正しき道を いざ進め 

 

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投稿者:tamo2
 読後しばらくして、一番印象に残っていた文章を以下に転載する。p313より。

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 ホ・チ・ミンには「ある学習会に」(一九六七年一月八日)という演説がある。
 「抗仏戦争のさなかに私は、たまたまバンヤン樹の木陰で休んでいる何人かの同志に会った。この同志たちは、ちょうど学習会から帰るところだと言った。
 『何を勉強してきたのかな?』と私は聞いた。『カール・マルクスです』という返事だった。『面白かったかな?』、『とても面白いです』という答えだった。『すっかりみんなわかったかね』と聞いたら、この同志たちはまごついて、とうとう、『ホーおじさん、私たちには分らないとてもむつかしい点がいくつかありました』と答えた。こんな学習は現実にそくしていない」(フェン、前掲)
 現実に即していない学習のオン・パレードと、わけの分からない難しい言葉が当時の青年たちの間の議論の特徴であり、お互いの間に区別をつくって敵視することがその議論の結論だった。そのとき、「全共闘を克服せよ」と檄を飛ばす宮本顕治日本共産党書記長のかわりに「こんな学習は現実に即していない」と喝破する「ホおじさん」がいたとしたら、日本の歴史はどんなにか変わっていただろう。一九六八年当時の日本の大人のなかに、「ホおじさん」がいなかったことはどんなに不幸だったか。
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