香川オリーブガイナーズ6−2愛媛マンダリンパイレーツ
2012年8月10日(金曜日)18:00〜
レクザムスタジアム、晴、無風、蒸し暑い
愛媛の先発は小林。いつもほどの球威は感じず、スライダーは結構地面に叩きつけていた。初回、いきなり四球の後、香川は右狙いを重ね、国本のライト前タイムリーで先制。二回も九番の涌島にタイムリーを打たれる。ここまで芯で捉えられる小林は、余り記憶にない。
香川の先発は西村。中四日か。前回と違い、余り脱力させず、良い感じ。二回には138km/h。前回は、はじめのうちは134km/h程度だったと思う。最終的には、max.141km/hだったか。「行けるところまでいこう」という感じだったのかな。で、この暑さと登板間隔の短さからいつへばるかが問題だと思った。
愛媛は西村から何度も無死二塁のチャンスを作る。だが、進めることが出来ない。ようやく六回に金城の犠飛で一点を返すが、全般的にヘッドが出て来ず、詰まってアジャスト出来ない打撃が眼についた。7月なら、仕留めていたであろうボールが結構あったのに。疲れているというのが愛媛打線の印象。
また、小林も、かなりのイニングをこなしているためか、試合ごとに球威とスピードがなくなっているように感じた。
6回裏、2,3番に連続四球の後、島袋には外角3球続け(確かにそこをここのところ打てていなかったが)レフト前に。1死満塁で桜井。ここは見ごたえがあった。ここのところ桜井も疲れ気味なのかドアスイングが目立っていたが、ここは粘っこくセンター前タイムリー。ペレスも続き一応勝負あり。
だが、8回、愛媛は粘りを見せた。酒井相手に芯でかなり捉えた。球速は142km/hだったが、切れにかけていたのだろうか? 幸四郎の大きなライトフライは、湿気っていなかったらスタンドに行っていたと思う。最後の宏誓の当たりも素晴らしかったが、ライトのファインプレーでアウト。その時の大井は、飛び出す場面じゃないんだけどなあ。同点や勝ち越しのランナーでない場合、安全側に意識を持って行くべきなんだが、焦りかなあ。
そんな酒井、9回も続投だが、愛媛の左打者が3人ともレフト側にフライ。シフトしたところに図ったように。低いライナーで落とすか、頭を越さないと苦しいね。技術とパワーのアップを希望。実際、香川の水口はレフト線でシフトしていた大井の頭上を超えて行ったし。
さて、愛媛の井上が登板。相変わらずスライダーは凄い。空振り三振したボールが小栗の体に当たったように見えた。だが、あのコントロールじゃ「どうにもならない」。インステップはいいんだけど、その後滑らかさが出て来ないとなあ。
レフトのホームランボールゲッターの辛口軍団と雑談していたのだが、愛媛も香川もお疲れモードで、注意力が落ちているように思う。だが、これを乗り越えないと、NPBから声が掛からない。また、NPB入りした選手たちも、フィジカルの弱さが問題になっているようだ。
で。夏場は発汗が激しい。ナトリウム−カリウムバランスが壊れやすいのだが、どうも牛乳がそれに効果が高いみたいだ。牛乳を飲むのだ。そして、良く寝るのだ。牛乳には催眠作用があるし。そして、風呂はゆっくり入るのだ。出来れば、3回くらい湯船に漬かるのだ。

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