法政大学で余りにも酷い弾圧があり、かなり頭に来たので出張ついでに公判に出かけた。平日の午後すぐということもあってか、結集していたのはプロ市民っぽい人たちだらけであった。中核派と思しき面々。
それはまあいいんだけど、3時間の長丁場、周りにいた人とかなり雑談した。(傍聴席には入れなかった。)久々に、レーニンについて生で論じる経験をした。お題は「帝国主義論」と、日帝の対米従属問題(笑)。
そんなことはどうでもいい。自然と話は学内の恐怖支配と内ゲバのことになった。どちらも間違いであったという結論になっているようだ。だが、組織人として分かるのだが、それらを担った人たちが今も組織にはいて、軽々しく「間違いでした〜」と明るく言えるものでもないようだ。この人は、謝罪すべきは謝罪しないと、いけないというのは分かっているつもりだ、と言っておられたのだが。中核派も呻吟しているのだろうなあ、と、思った。(生)暖かく見守りたい。
それから、懐かしい面々に会えた。そのうちの一人は、小生が熊野寮時代オルグの邪魔をしていた人で、殴られるかな、と思ったら、思わず握手・抱擁してしまった。で、その人は「昔はいろいろあったね〜」としんみりとおっしゃった。小生は思わず「もう、昔のことはいいじゃないですか」と言ってしまった。なぜかは分からない。ただ、握手した手の暖かさと柔らかい表情だけは印象に残っている。目は今一笑っていなかったが。

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