旧ネーム (まさじぃ)です!

2019/9/8

わらび座ミュージカル 茶の夢 その三  ミュージック

わらび座ミュージカル 茶の夢

広島県民文化センターで公演

2019年9月7~8日 貸切公演

2019年9~22日  一般公演  毎週水〜木曜日 休演日

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わらび座ミュージカル 茶の夢 その三


元和五年 西暦1619年、浅野長晟は一揆が多く発生していた

紀伊和歌山藩(2万4000石)から、42万石の安芸広島に

加増移封され、広島城に入城した。

一方、上田宗箇は尾張の武将として勇猛果敢な活躍を見せたが

浅野長晟の広島城の入城に伴い、共に入城するよう

長晟から命じられていた。


注意:この続きにはあらすじが入っています。

今からミュージカルをご覧になる方であらすじを見たくない人は

入らないでください。
                           ・・・続きは→



現代っ子の詩織は、ひょんなことから400年前の江戸時代に

タイムスリップしてしまい、そこで上田宗箇と出会う。

宗箇は真剣に詩織を元の時代に戻そうと考え

周辺の農民には、詩織が未来の世界から来たことを隠し

詩織が神楽に打ち込むことによって、奇跡が起きないかと

画策する。

しかし、農民の一人小太郎は、密かに詩織に恋心を抱くように

なっていた。


その頃、安芸広島城主の、浅野長晟は上田宗箇に入城を命じたが

一向に入城してくる気配が無いので、夜な夜な身分を隠すために

鬼の面をかぶって、廿日市市の浅原に出向いていた。

そこでとうとう、宗箇と詩織に出会い、宗箇に対して改めて入城と

かねてより命令してあった縮景園の造園を命じる。


しかし、城主である浅野長晟に対して、宗箇は両方の要請を断る。

実は上田宗箇は、かつて長晟に対して娘の夫を殺され、そして

叔父のお家断絶まで言い渡されるという仕打ちを受けていたのだ。

当時戦国の時代では、良くある出来事だったが、宗箇はかたくなに

長晟の命令を断る。


長晟は、詩織がそばにいる事に気付き、問いかける。

夜な夜な、宗箇の様子を伺っていたおかげで、詩織が未来の

広島から来た事は長晟には承知されていた。

詩織は、未来の広島は、国内での戦は無いが

原爆で焼け野原になった事、一時はもう復興は出来ないと

思われていたが、民衆の頑張りで奇跡的に復興し

今は立派な都市となった事、その復興の陰には縮景園が

みんなに大きな希望を与えた事、等を話した。

長晟は未来の広島が立派に成長している事を喜び、そして

宗箇も何か考えこむ様子であった。


一方、農民たちは宗箇にお願いされて、詩織の為に神楽を舞う

用意をしていたが、詩織に恋い焦がれていた小太郎は

神楽を舞う事によって、詩織が遠くの手の届かない国に行って

しまう事を恐れ、宗箇が封印をした「鬼封印」を

昨晩の事解いてしまっていた。


長晟、宗箇、途中気絶していた小太郎も目覚め、そして詩織の

四人に向かって鬼の亡霊が襲い掛かる。

男三人は、それぞれ武器を持って亡霊と立ち向かうが

刃物が効かない亡霊達には、勇猛果敢な武士が立ち向かっても

歯が立たない。


亡霊たちに、疲れ切った男たちが返り討ちに会う瞬間

詩織の澄んだ歌声が響き渡った。

人を憐れむ、慈しみ深い子守唄だった。

途端に、亡霊はおとなしく従順になり危害を加える事は無く

消え去った。

人は武力で統制するのではなく、慈しみこそ大切だという事を

みんなが知った瞬間だった。


長晟は武力での統制を心から詫び、そして宗箇は城に入り

後世の為にも立派な縮景園を作庭すると誓った。

やがて、農民たちが集まってきて神楽が始まった。

長晟も加わり、武士や農民達も隔たりなく、歌い踊った。

その時、また一陣の風が吹き、詩織は気を失う・・・

― ― ― ― ― ― ― ― ― ―





しばらくして、詩織には聞きなれた声が聞こえてきた。

「おい!どうしたんだ詩織・・」 「先輩!どうしたんすか・・」

神楽クラブの先生と学生たちだった。

「神楽の練習中に寝込んでしまうなんて、お前らしいな」

「ちゃんと台本読んだ」と学生の一人が詩織のリュックを

持ってきてくれた。


そのリュックの中を見て詩織は驚いた!!

400年前にタイムスリップして、上田宗箇に教えられて作った

茶さじが、ちゃんと入っていた。

『夢じゃなかったんだ!』と詩織は小さくつぶやいた。

有難う! (宗箇)そうかさぁ〜

これからは、過去の広島を一生懸命創った人に恥じない様に

一生懸命生きます。


それからは生まれ変わった人のように詩織の声が大きく響く・・

先生からは「お前、頭狂ったんか?」

と言われながら・・・


おわり・・

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